仏像が落っこちてる!



「きゃーちゃん1歳1ヶ月。寝ている」

赤ちゃんの寝姿を見て、一言で表すと「落っこちている」になります。

寝かしつけが終わると、あんなに騒がしかった我が家が急にしーんとして、代わりにきゃーちゃんがふとんに「落っこちている」。そんな感じ。
ふとんの上にちょこんと落ちてる。置いてある。
例えば、その辺に遊びっぱなしにしてあるおもちゃが、勝手に上を向いてキチンとしたりしないかのように、置きっぱなしになってる感じ。
わかりますか?


ハイハイなんかが始まって寝相が悪くなってくると、より一層そう思えます。
家のあちこちで「落っこちてる」。

多分大人になると、寝てたとしてもどこか緊張してるのか、警戒してるのか、完全に脱力している時間が減っていくんじゃないかな。
赤ちゃんは完全に脱力できるんだと思います。

完全に無防備で、完全に無警戒で、完全に素直で、何も恥じない、そんな物凄く自然体な状態って自分では完全に忘れていて、
まったく逆の全員が”不”自然体な社会から、一時離れて眺めるそんな寝姿は、すごく素晴らしく感動的で神秘的です。

神秘的で天使のようで、
神々しくすらあります。
のような。

そんな寝顔を見ると、

まるで大仏みたいな顔してるなこの子…

と思うのです。ありがたいなあ。

ちなみに6か月頃は「まるでお地蔵さんのようだ」と思ってました。
きゃーちゃん着実にランクアップしてます。



2 件のコメント :

  1. 私も赤ちゃん産んだ後全く同じことを思いました。授乳が終わって満腹でぼーっと目を半開きで半寝している顔。満ち足りて、無垢で、警戒心も敵意も欲もなくて「無」にある姿。仏様みたいだなぁ、仏像みたいだなぁ、と。そして、仏像をほった人は無垢な顔として赤ちゃんを、モデルにしたのではないか…と。大好きなポルカさんが同じことを感じてらしたのが、とても嬉しいです。

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    1. お返事が大変遅くなりました;
      共感してもらえて嬉しいです!
      この子を見てると、自分たち大人がいかに何かに警戒しながら生きてるかが分かってしまいますね。

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